2020/02/23 22:11
こんばんは。うーさんです。私事なのですが、つい最近久々に兄と再会し、以前乗っていた自動車のプラモデルをいただきました。前から探していて、どこにも売ってなく諦めていた商品が手に入って感激でした。ブログの内容とは関係ないですねごめんなさい...
さて前回からかなり間が空き、久々のブログ更新になります。タイトルの通り、以前から作っていたレザータンクの続きの内容で、今回は戦車のメイン部分である砲塔部の作業を紹介します。

毎回ですが初めの完成写真です。(サムネ用ですね)

今までと同様、型紙から革を切り出します。(型紙を写し忘れました)
写真には筒状のパーツになる砲身部分の革は映っていませんが、後々切り出すためこのまま作業を進めていきます。
パーツ数は今までで一番多いです。ステッチを目立たせようと思い、あえて部品数を多くしています。
黒い革は車体と接続する底面になります。わかりにくいですがホックを付ける場所に印をつけています。

ガイドライン&縫い穴をあけました。それと軽くコバを整えました。
前回と同様、黒い革は[底面→側面]へ45°の角度で穴をあけています。それと接続用のホックも取り付けました。
半円のパーツの縫い穴は、まだ下部分だけで完全には終わっていませんが、このパーツは砲塔側面に少し膨らむような立体になるよう取り付ける予定なので、側面を縫う際に形を考えながら穴をあける予定です。
さて、さっそく縫っていこうと思います。

最初に側面部を縫いパーツをつなげます。この段階ではまだ半円のパーツは縫いません。
この段階で、縦のステッチができました。パーツが小さいので縫う箇所は少ないです。
というか逆に縫いにくいですね。

次に砲塔前面下部を縫います。
ご覧のとおり糸が沈んで失敗しました...まあ車体と接続すると見えなくなる部分ですので、縫い直しはせずそのままでいこうと思います。

次に砲塔背面下部→砲塔前面のパーツをつなぐように縫います。
少し工程を端折りましたがやっていることは同じです。
これで大まかな部分は縫い終わりました。この時点ではまだ、横から見ると貫通して見えるコの字型の物体なので、側面部分と接続していきます。

側面とつなげていきます。まずは半円のパーツを縫います。
形を見ながら、半円のパーツと接続するための縫い穴をあけて縫っていきます。

次に、コの字の縫い穴に沿って縫っていきます。
これで砲塔右側は縫い終わりました。

後は砲塔左側を残すのみですが、このまま縫って完成させると中が空洞で形が歪むと予想できるので、厚い革を接着して作ったものを中に詰めて支えにします。
支えを接着し、ボンドが乾いたら作業再開です。

そんなこんなで、砲身のない砲塔の完成です。前方は砲身パーツを接続するため空洞になっています。
このままだと分厚いミレニアムファルコンもどきなので、最後に砲身を作ります。

こんな感じに革を切り出しました。左側が砲身の根本部分で右側が砲身になります。
パーツ自体はシンプルですが、砲身は筒になるよう革を巻かないといけないため、豆カンナ(小さいカンナ)を使ってひたすら薄くしました。

根本になる革には砲身を差し込んで接続する穴をあけます。
砲身は、なるべく綺麗な筒になるよう加減をして縫い進めていきます。縫い終えたら、たこさんウインナーのように根本部分を割いておきます。その後、2つのパーツを接着します。

接着したパーツを砲塔に差し込んだものがコチラ。一気に戦車感が出ました。
このままこれで完成でも良かったと思いましたが、少しシンプルだと感じたので軽くディティールアップを行います。

こんな感じのリングを3つと小さい筒(ピンボケしてる)を作りました。
これらをさっき作った砲身に取り付けます。

完成したものがコチラ。大きい画像の方です。比較画像も用意しました。より戦車の砲身っぽくなったかなと思います。
ちなみに砲身パーツは接着しておらず、砲塔部分に差し込んでいるだけの状態です。クリアランスがちょうどいい感じなので簡単には抜けてきません。接着していないので上下への角度調整も少しできます。
長くなりましたが、これにて全体の作業は完了です。明日にでも車体と接続した完成品を紹介したいと思います。