2019/11/11 14:18

こんにちは。最近寒くなってきたため、ハンドメイド等の作業スピードが落ちてきているうーさんです。今回も前回に続き、レザークラフトで戦車を作る内容になります。


その2の今回は、前回作ったキャタピラ2つを接続する車体を作っていきます。相変わらずコバ処理などせずに作業してますので粗いですがご了承ください。

今回までの完成品。大まかな車体です。


型紙作成&革切り出し。ハギレの汚れてる部分や傷がついている部分は関係なしに切り出しています。戦車を作ってるのでいいかな~と。
ですが問題が発生しました。革の厚さの計算を間違ってしまったので上と下に貼りつけるパーツだけ型紙を作り直しました...

新たに作ったのがコチラ。車体左右のパーツには、キャタピラ接続用のホックをあらかじめ打っておきました。しかしここでも問題が。パーツのギリギリに付けてしまったため、縫い作業で苦戦することになりました...(後述)

厚い革同士の接続部は、約45°にカット。これは「拝み合わせ縫い」という縫い方をするための技法らしいです。これをやることで、厚い革同士を綺麗に縫い合わせできるようです。うーさんは初挑戦ということもあり革の断面がボロボロだったり、そもそも45°なのか怪しいです...箱縫いには必須技法っぽいので練習あるのみですね。
...それと、持っている革包丁の切れ味が悪いので、砥いたら少しは断面が良くなるかもしれません。

次に車体上部にホックを取り付けます。のちに作る装甲との接続用です。
ホックですが、当初の予定では写真左側の「ハンシャ」と呼ばれる、頭のポッコリがない、いわゆる隠しホックを使おうと思っていました。(キャタピラでは使用しました。)しかし考えた結果、どうせ隠れるのでコスパの良い普通のホックを使用することにしました。(写真右側)

表から。少し凹みましたが許容範囲です。

続いて縫う箇所のガイドをつけます。ホックが邪魔してますね...
ここは縫う時に上手く誤魔化して縫います。

すべてのパーツに縫い穴をあけます。厚い革同士の接続箇所は45°になるよう穴をあけます。そして縫っていきます。
...がここでも問題発生!

糸を通す部分が破損しました...
今回失敗が多いですね...

気を取り直して作業続行。
手縫いなので時間はかかりますが嫌いな作業ではないです。完成に近づく感覚がお気に入り。

縫い終えた糸の処理。
完全な立体になっていないので、見えなくなる裏側で大雑把にボンドで接着してます。

すべてのパーツを縫い終え完成。
戦車のカラーはヌメ革にします。そのため、他の部品との接続箇所でほぼ見えなくなる場所以外は、ヌメ革を使っていきます。それに伴い、糸の色も変更しています。
ホックの接続による押す力で革が沈まないよう、ホックの下の革には厚い革を重ねたものを接着しています。

裏&後方。
ホック部分を避けて上手く縫いました。
パーツ構造は単純ですが色々未熟な点があり、大いに時間がかかりました...

その1で作ったキャタピラと接続して。
キャタピラのホック面が接続時の押す力に負けてどんどん革が沈んでいき、車体との接続が困難になってきたので、一度キャタピラのステッチを解き、車体と同じように厚い革でホックの下に支えを接着しました。
キャタピラ内側の縫い糸の色が前回と違うのはそのためです。普段使用しない色の糸で縫い、反省点として色を変えました。

次は車体を大きく囲う、装甲部分を作っていきたいと思います。
ここでも苦戦必須だと思います。更新が遅れると思いますが、気軽にお待ちいただければ幸いです。

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